理事長挨拶
埼玉医科大学では、医学教育、研究、診療の分野で役割を担ってまいりましたが、このたび川越市にある埼玉医科大学総合医療センターの隣接に、 社会福祉法人として医療型障害児入所施設「カルガモの家」を平成25年4月に開設し、在宅医療療育支援としての医療および福祉事業を担当させていただくことになりました。
総合医療センターは昭和60年開設以来、周産期を含めた、小児の急性期医療を一手に担い地域に貢献し続けています。
しかし、残念ながら慢性的に医療を要し帰宅できない、ないしは、幸い帰宅できても在宅医療を要するお子様方が、適切な医療や福祉サービスを 享受できないことが全国的に解決を迫られている問題です。そういったお子様やご家族に対し、急性期医療の場とは異なるニーズにお応えするために、 医療型障害児入所施設「カルガモの家」が誕生いたしました。
当施設の円滑な運営は、入所・通所児にとってのみならず、急性期病床の活用にも一役果たすこととなり、地域医療にさらに貢献するものと考え、職員一丸となって取り組んでまいりますので、皆様のご支援ご協力よろしくお願い申し上げます。
社会福祉法人 埼玉医大福祉会
理事長 丸木 清之
施設長挨拶
命の躍動を感じさせる輝く瞳には、個性あふれるメッセージが秘められています。子ども達の能力は、個々の特性に応じた適切な環境において最大限引き出されます。
当施設は医療型障害児入所施設として、在宅ケアの難しい児の入所を中心に、子ども達の個性を大切にし、どう生きるかを模索し日々楽しめる活動を目指します。
私どもカルガモの家のスタッフはご家族のニーズに寄り添い、子ども達の成長をともに喜びあう仲間でありたいと願います。
施設長 星 順